解説  (各案内板の解説を転載)  冬  新緑  夏  秋
18-1
コナラ
 ブナ科コナラ属 落葉高木
(園内にたくさんあります)

 クヌギとならんで里山の代表的な雑木です。公園の近くの雑木林でもよく観察できます。薪炭材(マキと炭の材料)や、シイタケの原木に利用されました。公園樹としてよく使われ、青葉の森公園にもたくさん植えられています。
この木の枝ぶりはスッキリとして美しい樹形です。
 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月26日

撮影2016年8月6日

撮影2015年12月4日
18-2
クスノキ

 クスノキ科クスノキ属 常緑高木
(園内にたくさんあります)

 暖かいところに多い木。公園を造るときに、九州からたくさん運ばれたと聞きます。成長の早い木です。樹高24m、幹周171 cm

 (調査日2012年1月


撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
18-3
トチノキ
トチノキ科トチノキ属 落葉高木
【西洋庭園、北口駐車場】

 花も葉も冬芽もとても個性的な木です。初夏に咲く白い穂状の花はまるでシャンデリアのよう。大きな葉は天狗のうちわ。厚い皮に包まれた実はクリのように丸々としています。この実を渋抜きしてトチ餅などを作ります。冬芽はつやつやしています。パリの街路樹として有名なマロニエは、セイヨウトチノキのことで、この木の親戚

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
18-4
カツラ
カツラ科カツラ属 落葉高木
  【西洋庭園、水の広場など】

渓流など湿気のあるところが好きな樹木です。この公園では水の広場にたくさん植えられています。
丸いハートの形をした葉は、秋に落葉すると甘い香りがします。その香りでこの木があることが分かります。
・・・木へんににんべんだと「佳」。人をつけると「佳人」のこと、そんな木です。

 (調査日2012年1月) 


撮影2015年1月31日

撮影2015年4月16日

撮影2016年8月6日

撮影2015年10月14日
18-5
ナンキンハゼ
トウダイグサ科シラキ属 落葉高木 
【青葉が池】 2019年9月16日 倒木確認

 紅葉の季節に人気者です。青い葉、黄色い葉、緑の葉がひらひらと風にそよいで水辺に映えます。中国原産だから「なんきん」、ハゼの木のように赤い紅葉がきれいで、実からロウソクを作るから、「ナンキンハゼ」と言うそうです。

 
(調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月26日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
18-6
カロリナポプラ
ヤナギ科ヤマナラシ属 落葉高木
【青葉が池】
2019年9月16日 倒木確認
 青葉が池では背の高い木が4本目立ちます。階段の近くの木はこの公園で一番高い木です。樹高24m(2012年2月)30m ポプラといえば、北海道大学のポプラ並木が有名です。 
あちらのポプラはヨーロッパ原産のセイヨウハコヤナギ。こちらのポプラは北米原産のカロリナポプラです。ポプラとはヤマナラシ属の総称。この木の風にそよぐ葉の音が大きいから「山鳴らし」というそうです。

 (調査日2012年1月) 

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年10月22日
18-7
ハンノキ
カバノキ科ハンノキ属 落葉高木
【青葉が池】

 水に強い木です。池の水際ギリギリ生えています。昔は稲を天日で乾燥させるために、畦にこの木を植え、枝に横木を渡して稲を干しました。(はざ掛け)
 まだ寒い2月に花が咲き始めます。穂のような雄花で、その付け根に見える赤い点が雌花です。 「♪春は名のみの風の寒さや・・・(早春賦)」

 
(調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年12月4日
18-8
アキニレ
ニレ科ニレ属 落葉高木
【青葉が池ほか】

 園内に自生してはいません。自生地は本州中部以西です。公害や大気汚染に強いので街路樹や公園樹として使われました。翼のついた種(翼果)が園内に広く飛んで、実生樹がたくさん生えています。
 秋に花を咲かせるのが「秋ニレ」、春に花を咲かせるのが「春ニレ」。 一般に「ニレ=楡」というとハルニレのことをいいます。

 
(調査日2012年1月) )

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月19日
18-9
エノキ
ニレ科エノキ属 落葉高木
【わんぱく広場 東金街道斜面林ほか】

 わんぱく広場にあるこの木は大きく幹を曲げており、ちょっと変わった樹形をしています。公園に植えられる前、風の強い場所にあり、その風と長い年月がこのような樹形をつくったことが想像できます。 公園の近くの雑木林で、コナラとならんで、最も多く観察できる木です。

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年12月4日
18-10
シラカシ
ブナ科コナラ属 常緑高木
【わんぱく広場ほか園内各所】

 公園の近くの雑木林でも見ることのできる常緑樹です。
 材の色が白いから「白樫」です。国産の木材としては特に硬く,クワの柄、」金づちの柄、カンナの台などに使われています。ほかのカシ類にくらべると葉は細めです。

 (調査日2012年1月)  


撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年12月4日
18-11
トウカエデ
カエデ科カエデ属 落葉高木
【わんぱく広場住宅側の緑地】

 「唐カエデ」で、中国から江戸時代に日本に来た木だそうです。街路樹に多く、西千葉駅の千葉大学沿いに古い並木があります。葉が3つに裂けていることから、別名三角楓。

 幹は灰色がかっており、皮が縦に割れてはがれるのが特徴。紅葉もきれいです。

 (調査日2012年1月) 

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月19日
18-12
ニセアカシア
マメ科ハリエンジュ属 落葉高木
【水の広場・はらっぱ ほか】
2019年9月16日 倒木確認

 公園の前身、畜産試験場時代に植えられた木だと思われます。北米原産の木。繁殖力が強く、今では要注意外来生物に指定されています。 この木が輸入されたときにアカシアと呼びました。その後、本当のアカシアの仲間(フサアカシアなどのマメ科のもの)が輸入されたため、「偽アカシア」になったそう。でも、アカシア蜂蜜や♪アカシアの雨が~のアカシアはこの木のことです。

 (調査日2012年1月)  

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月19日
18-13
ヤマボウシ
ミズキ科ミズキ属 落葉高木
【渓流園・彫刻の広場ほか】

 初夏、房総の山地では緑の山中に白い花を咲かせます。遠くからでも分かります。

 公園や街路ではよく見かけるハナミズキはヤマボウシよりも少し早く咲きます。 花びらのように見える総苞片の形も違います。鋭くとがっているのがヤマボウシです。晩秋につける赤橙色の実は食べると甘みがあり、クリームのような食感です。

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
18-14
マテバシイ
 
ブナ科マテバシイ属 常緑高木
【南口駐車場。梅園ほか】

 公園、街路、工場などによく植えられますが、暖かいところの木です。
 南房総の海際の丘陵にはびっしりと生えています。海岸の暴風のためだけではなく、かって海苔栽培などのために植えられたものです。葉の形がマテ貝に似ているから「馬刀葉椎」とか。
10月になるどんぐりは大きく、子供たちが喜んで拾います。

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
18-15
スダジイ
 
ブナ科シイノキ属 常緑高木 
【花博記念庭園ほか】

 千葉県でも多く植えられ、公園の近くの星久喜町や宮崎町の古い神社に必ずと言っていいほど大木があります。木の姿(樹冠)は半球形でまるでブロッコリーのよう。 5~6月に穂状の花を樹冠いっぱいにつけます。
秋にドングリがなります。シイの実です。殻斗(どんぐり帽子の部分)がどんぐり全体を包んでいて熱すると3~4つに裂けて実が顔を出します。
 (調査日2012年1月)
 3年経過して当時丸坊主だったスダジイもだいぶ樹形が良くなったので、最近の晴れ姿を記録に残してあげようと思い撮りました。カメラは最近修理から帰ってきた愛機 キャノンEOS-5Dmk2です。

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日

撮影2019年8月30日 
18-16
ケヤキ
 
ニレ科ケヤキ属 落葉高木
【わんぱく広場、旧東金街道ほか】

 ホウキを立てたような形が特徴です。この木は旧東金街道沿いにあり、公園工事で植えたものではないようです。
 古木になると、幹肌がうろこ状にはげてきます。公園の近くのお寺や農家にも大木が見られます。樹形が好まれ、公園などによく植えられます。青葉の森公園でも南口の並木のほか、彫刻の広場、わんぱく広場、西口駐車場などにあります。

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月19日
18-17
イヌシデ
(ソロ)
カバノキ科クマシデ属 常緑高木
【旧東金街道、里の森】

 公園の近くの雑木林にはコナラ、エノキと同じようにイヌシデも多く見られます。でも園内にはあまり植えられていません。
 イヌシデの幹は遠目に白く見え、肌は凸凹が少なく。白い縦じまが目立ちます。クヌギ。コナラは肌が深くさけています。 わんぱく広場外周の斜面林には実生樹がたくさん生えています。

 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年12月4日
18-18
タブノキ

クスノキ科タブノキ属 常緑高木
【彫刻の広場ほか園内各所】

 公園や街路でよく見られます。千葉県の巨樹リストにも多くのっています。近くの千葉大学の七天王塚にも大木があります。
 公園にもたくさん植えられていますが、中でも荒久古墳のタブノキは見事です。クスノキよりは劣るので別名イヌグスと呼ばれています。
 (調査日2012年1月)

撮影2015年1月31日

撮影2015年5月3日

撮影2016年8月6日

撮影2015年11月1日
     
 ✿ 散策マップを見る   ✿ 樹木の見つけ方
2019年9月16日 一部修正
   拡大法
青葉の森公園
樹木18選・四季彩