拡大法
デジタル時代の現状
(制作:2016年1月23日)
 
本論の狙い
 
ふとまわりを見渡してみると世の中の仕組みはすっかりデジタル化されてしまっていることに気が付きます。現代はデジタル時代に突入したのです。

 一方、世の中はインフレ街道をまっしぐら・・というご時世ですが、私、年金生活者からみたら由々しき事態。生活費アップに加えて余生を送るために蓄えた少しばかりの貯畜の価値も、インフレの進展に応じて目減りするわけですから堪りません。、

 そこで、年金生活者の視点から 「デジタル時代を生きる」というテーマを掲げ、インフレ対策としての生活防衛活動を2016年から始めることにしました。

 最終目標である「年金生活者の生活防衛」を実践する前に、本論「デジタル時代の現状」でデジタル化の現状を把握しておきたいと思います。

 そして、項目を分けて、ネット購入・ネット予約・ポイントを貯めるなど、デジタル時代を生き抜くための実践活動を試みる予定です。

我が家のデジタル環境


我が家のNTT東日本・ブロードバンド光ルータ(PR-500KI)

 家庭内にあっては「ブロードバンド光ルータ」という通信機械を使って光ファイバーの超高速デジタル信号を処理します。まさにデジタル生活の中枢をなすもので、部屋内のパソコン通信・スマートフォンのWiFi通信・テレビ(地デジ、BS ,CS)・電話(IP)は全てこの機械を経由しています。

 電話も同じインターネット信号方式を利用したデジタル方式のIP電話に変わり、八木アンテナやパラボラアンテナ、ケーブルテレビにとって代わり、今観ているテレビも光ファイバーのデジタル信号で送られてきています。しかも、固定電話がケータイやスマートフォンにとって代わり、固定電話は、極言すれば、ネットワーク上での単なる身分証明や個人の信用証明書みたいな役割があるのみです。

 我が家では、16年前に戸建て・建売の自宅を購入した際、テレビの宅内共聴設備が取り付けてありました。東京方面に小高い丘があって、電波環境が悪く、最初からケーブルテレビ千葉の同軸回線が引き込まれた状態でした。部屋数は5部屋ありますが全室テレビの同軸ケーブルコンセントが取り付けられていました。同時に、全室に上記のテレビコンセントと並んで電話のコネクターが配置されています。

 14年くらい前、電話ケーブルの配管を利用して、思い切って全室にイーサネット用のケーブルを敷設することにしました。大工事なので、NTTに頼んで配線してもらいました。工事費は、当時の価格で8万円くらいだったと記憶しています。

 テレビ、イーサネット回線網は、個人の家とはいえ結構複雑なので系統図を作成、常時図面をアップデートするように心がけてはいるのですが、後期高齢者になったばかりの小生としては認知症への対応も必要かと内心思っております。下図がそれらの系統図です。この図面はクリックすると拡大できます。


テレビ共聴設備・配線系統図
(クリックで拡大)

宅内ネットワーク接続図
(クリックで拡大)

では何がデジタル化されたの?

 テレビ 液晶テレビが始まった頃からテレビがデジタル化されはじめ、スカイツリーのタワーが建った頃、デジタル放送化がようやく完了しました。現時点では、放送からテレビの受信に至るまで全てデジタル処理されています。

 孫たちを塾などに送迎する際、私は、スマートフォンのテザリング機能とタブレットを使って「月額500円で見放題のdTV」で妖怪ウオッチなどの映画を見せるようにしています。 一人で安全運転に集中しなければならない私にとって、このシステムは、移動中の車内で孫達をおとなしくさせるための必須のアイテムです。詳細は弊サイト「イッピンリサーチ ソニー・Xperia Z3」 を御覧ください。

dTVの移動中再生(実写)

 手紙・メール 手紙に代わりメールが当たり前の時代になってきました。実際、じじばばでもメールを使う人を多く見かけます。 郵便の「親書」が減って郵便局の経営を脅かしているそうです。

 電話・通信 町の中で待ち合わせするのも随分楽になってきました。昔は結局会えずに引き返したことが数回ありましたが、ケータイやスマートフォンのメールやマップのお陰で今では間違いなく会えます。

 買い物 買い物もネット購入が随分増えました。昔は、デパートや品揃えの豊富な量販店に出掛けて、陳列してある商品を品定めし、価格の安いもの・店員が勧めてくれる品物を買っていました。求めていた機能や使ってみないと分からない性能や耐久性が無いことが後で分ると、運が悪かった・・といって諦めていた時代でした。

 今では、ネット上での品揃えはほぼ完璧で、価格も簡単に比較できるし、使ってみないと分からない機能や耐久性、問題点なども口コミを丹念に拾えば購入前に分かってしまうのです。まさに買い物革命ではないでしょうか。

 旅行 旅行の宿の手配もネット利用が普及してきています。空室にしておくのはもったいないので、直前になるほど宿泊料が安くなる「直前予約」などは以前は考えられない方式でした。海外の大都市では細かいサービスが行き届いており、ビジネスマン用のホテルなどは、土日を格安料金に設定してあることが多いです。

 国内で海外のホテルを予約するときも、旅行会社に頼まないで直接予約すると3分の1くらいの料金で予約が可能です。この際、AMEXやVISAゴールドカードなどがあると間違いなく部屋が確保できます。チンケなカードですと、下手をすれば満室状態になると「受け付けていませんでした」とか言って部屋が確保されていないこともあったそうです。

 だいたい、国内の旅行会社は、常時、一定数の部屋を確保しておく必要があるのでどうしても料金設定は高くなってしまいます。これはやむを得ないことだと思います。私の感覚では自分でネット予約すると、上記のように、1/3の金額で同レベルの部屋が確保できると思います。


カッチーナロッジ(グランドキャニオンサウスリム)

 昔レンタカーで米国のグランドサークル(走行距離4,000キロ以上)を6泊7日のドライブ旅行した時は、必ず宿を確保しなければならない観光地はすべてインターネットから予約しました。観光地以外の宿泊はモテルとし現地で探しました。上の写真はグランド・キャニオンのサウスリムすれすれに立つ公園内のホテル 「カッチーナ・ロッジ・グランド・キャニオン」の看板です。ここはなかなか予約が取りにくいホテルで有名ですが、もともとグランド・キャニオンで働く人達のためのだけに作られたそうで、一般客を取ることは原則ないとのことです。

 カメラ 昔の銀塩フイルムはほとんど完璧にデジタル方式に置き換わり、フイルム代を気にすることなく「数撃ちゃ当る」でパチパチ撮る時代に入りました。それどころか、今スマートフォンで撮っている写真(動画)が、リアルタイムでインターネット上のU-tube 動画として不特定多数のユーザに見てもらえる世界が実現してしまいました。 銀塩フイルム方式が残っていたX線写真も、同じ病院の中では、デジタル信号方式に変わている模様です。X線を撮り終わると病院のサーバに直ちに伝送され、医師は自分の端末ですぐ結果を診ることができるのです。会社の富士フイルムも生き残るために必至に経営改革をやっているところです。


私の愛器・デジタルカメラ EOS-5Dmk2

 クルマ ”車のデジタル化とはなんじゃい”、という人が多いと思いますが、エンジン本体とかはアナログですが、エンジンの最適制御から始まった制御系のデジタル化はものすごく拡大・進歩を重ね、変速機の制御、ブレーキ制御、空調・・・と言った具合に、車の中には数多くのマイクロ・コンピュータが搭載されるようになりました。

 高級車になるほどマイコンの数も多いようです。国産ミドルクラスが1台当たり平均37個、ラグジュアリークラスで平均70個にもなるそうです。最近の高燃費の車はマイコンなしには絶対に実現できません。

 映画 すべての映画がデジタル化されているわけではありませんが、多くの映画がデジタル信号で収録されています。例えば、最近大ヒットしている「スターウオーズ・フォースの覚醒」はデジタルが主流です。映画館への映画の搬送もネットワーク経由・デジタル信号で伝送されています。

 昔はフイルムだけだったので、ロードショーの時は、少ない数の映画フイルムの奪い合いになることがあって、オートバイなどで映画館のたらい回しをしていたようです。私も実際に経験したことですが、フルムが上映時刻までに届かず、鑑賞を待たされたことがありました。

 音楽再生・車・時計・家電・・・ 他にも音楽・時計・車・メール・ラジオ・家電の制御・など、思いつくままに挙げただけでもデジタルの世界はすっかり生活・社会に浸透していることが分かります。つまり現代は「デジタル生活」の時代になっているのです。

 本サイトでは、身の回りの生活環境に絞ってデジタル化の状況・メリット・問題点などを検証してみたいと思っています。関連事項としてクレジットカードなどのポイント・システムについて楽天を中心にして実践し、この利点・問題点などについてレポートしようと考えています。