イッピン ホームベーカリー SD-BMS106  2017年8月
制作
 
 購入の発端 

 
 2014年はじめに購入したパナソニック製 SD-BMS106型1斤タイプ・ホームベーカリーは、現在、我が家の生活必需品として大活躍しています。3年半ほど前ネット購入以来、週2回ほど使い続けても故障知らずで、安定して我が家のパンを焼き続けています。粉が同じであればパンの味は一定で美味しさは変わりません。買って良かったとつくづく思える商品です。小麦粉の産地や品種によってパンの味が大きく変わることも知りました。

 私は熊本出身なので、熊本産の小麦”ミナミノカオリ”を使った小麦粉「南のめぐみ」が気に入っています。北海道産に比べて膨らみ方が大きく、当然、ふっくらとしており、香りも高く味が濃いような気がします。

 ホームベーカリーは、今では空気のような存在ですが、考えてみるとこんなに素晴らしい商品は余りないのことに気づき、理由はおいおい述べるとして、私の独断と偏見による「イッピン」に加えることにしました。

 購入時、家族(1人しかいませんが・・)に相談したところ、説明を聞くまでもなく直ちに却下されました。相当時間をかけてネットで徹底的に調べた上の私の結論であり、また、私も家事の一環を担っており、週3日の朝夕の食事を分担している立場上、言う権利くらいあるとは思いましたが、言下の拒否にはさすがにムッとしました。良い提案という確信には変わりがないので、こんなことで夫婦喧嘩をするには大人げないと気を取り直し話を進めました。ところで、その拒否の理由とは?

   味しいパンはできずいずれ捨てることになる お金の無駄。   
   嫁いだ娘や知人もそう言っていた。  
   スーパーやパン屋から買ったほうが安い。  
   洗うのが大変だし、絶対に嫌だ。  

 私は以下の提案理由を予定していました。

   味我が家では胃の負担軽減などの理由からパン食が多くなりました。日替わりで飯・パンを交互に交に食べます。  
   一流ホテルや評判の良いパン屋のパンに匹敵するくらいのおいしい焼きたてのパンを食べたい。  
   市販のパンには体に悪い添加物が混入されている。  
   最近のホームベーカリーはパンの香りと味が絶品らしい。  
   孫達にも安全で美味しいパンを食べさせたい。  
   ストはスーパーの高級食パンより安いか同じくらいでそれほど高くない。  
   常用者は数百万人はいるようで、ホームベーカリーは完全に認知されている。  
   パナのホームベーカリーSD-BMS106型は ネットでの口コミ の評判が良く ファンサイト ができるくらい評価が高い。  

 ネットではパンの添加物の毒性が多く指摘されています。「パンに入っている毒物!イーストフードの危険性まとめ」 (更新日: 2017年05月20日)によれば、「着色料」「イーストフード」、「臭素酸カリウム」などが体に良くないらしい。臭素酸カリウムを添加すると、小麦粉のグルテン(たんぱく質に作用し、膨らみ方や食感で品質が向上するようです。ユーザからの指摘を受けてか、ヤマザキパンではランチパックを除いて「臭素酸カリウム」の添加は中止したそうですイーストフード(臭素酸カリウム)は、海外ではほとんど認可されていません。 これらの情報を知ってからは、ホームベーカリーを始めよう。そして、私達や孫たちに安全なパンを食べてもらおうと思うようになり、それは信念に変わりました。ホームベーカリーを買って自宅でパンを作る、小麦粉も国産品を用い、イースト菌もできるだけ少なくし、イースト菌・バター・脱脂粉乳・塩などの材料には信用できる一流ブランド品を選ぶようにしたいと思いました。しかも美味しいといいますからやらない手はないでしょう。

 結局、家族には「全部自己責任とするのでよろしかったら食べてください・・」とお願いし、一触即発の険悪な雰囲気の中で、自分のお小遣いをはたいて購入を強行しました。 2014年1月、楽天でパナソニックの1斤タイプ ホームベーカリーSD-BMS106-NW型(シャンパンホワイト色)を発注しました。価格は税込・送料込で 22,089円。これが我が家のホームベーカリー生活の始まりでした。ちなみに、最近の価格は アマゾンで通常配送無料で 19,980円 と安くなっています。

  機種選定はパナソニックのホームベーカリー SD-BMS106

 
先程述べたように「、パナソニック製の SD-BMS106型1斤タイプ・ホームベーカリーは「ファンクラブができるほど評判が良い」と書きました。パナの機種は、室温と庫内温度の両方を常時測定する方式により、性能・安定性がが向上したようです。ファンの方の意見の一部を紹介してみましょう。なお、この機種の 新型 の発売が予定されています(2017年11月1日を予定)。

パナソニック「SD-BMS106」の魅力・・・
その秘密はパナソニック独自の室温・庫内温度を検知するセンサーにあります!どんな室温や気温変化があったとしても1年中のいつでも美味しいパンができあがるようにパナソニックのホームベーカリーが販売されて以来搭載されているこだわりの機能です。
パン生地のなかの旨味成分であるグルテンがいっぱいになる頃にイーストを投入して、働いていただきます。
気温の変化に対応するのにはパン職人でも時間のかかる技です。センサーが職人にかわって調節し、美味しいパンを届けてくれます。
なかにはパンのイーストのにおいが苦手という方もいらっしゃるかと思います。そういう方にむけて開発されたのが「パン・ド・ミ コース」イーストの量を減らすことで小麦の風味がたっぷりのパンが焼きあがります。熱効率の調節によってそとはパリパリっと、そして中身はフワフワで小麦のかおりたっぷり。

アマゾンのレビュー を以下ご紹介します。

今まで他社のホームベーカリーを何台が使いましたがやっぱりパナソニックは違いますね。
イーストを自動投入してくれるので膨らみが違うし味も良いと思います。この機種にはスチームケースが付いているのであんぱんや蒸しパンなども楽しめ使う幅が広がってます。あとはお餅やあんはまだなのでそれも楽しみです。本当に買って良かった商品です。

パンドミはイースト菌を通常の半量しか使用しないため、匂いが優しい気がします。ものぐさなので、日常的にパンドミか、フランスパン風しか作成していません。フランスパン風食パンは皮が香ばしく、味がさっぱりしていて家族のお気に入りです。生地をこねる作業中は確かにうるさいので、注意が必要です。

パンドミはイースト菌を通常の半量しか使用しないため、匂いが優しい気がします。ものぐさなので、日常的にパンドミか、フランスパン風しか作成していません。フランスパン風食パンは皮が香ばしく、味がさっぱりしていて家族のお気に入りです。

約8年ぶりに買い換えましたが、機能がとても進化していますね。どんなパンでも、とても美味しく焼きあがります。

卵アレルギー持ちの子供の為に購入。以前持ってた他社HBのイメージがあったのでだいたい味の予想をしていたのですが大きく裏切られ、とってもおいしい!。もっと早く買っててもよかったなぁと思っています。スーパーの食パンにはもう戻れません。


ホームベーカリー6機種食べ比べ
を以下ご紹介します。

 私のホームページにおいて 「ネット購入の実際(炊飯器)」 のページ でご紹介した上新電機さんが行った ホームベーカリー6機種食べ比べ というサイトがあります。各社苦労してベストの商品にしようという熱意を感じます。上記の食べ比べテストのまとめとして、それぞれ以下のようなテスターの意見を紹介しています。あくまで官能テストなのでどれが一番いいと決めつけることはむづかしいですネ。

ツインバード 1斤~2斤タイプ PY-E631W
パンの味がしっかりしていてもっちりしてる。
水っぽくて甘みがない。ネッチャリとしてた。
全体的にかため。味はしっかりして美味しい。

パナソニック 1斤~2斤タイプ PY-E631W
パリッと感。塩味をしっかり感じる。
中身はやや塩味でうまみがある。皮が固め。パリパリ。これは好みかも。香ばしい。
カリカリのもちもちで美味しい!フランスパンが好きなのでこのパンが1番好み!

東芝 uiPanDa 1斤タイプ ABP-R100X
甘みが最も感じられた。パン、ミミともにやわらかく食べやすい。
ミミもモチモチで美味しい!
ミミはうすくてパリパリ。ミミまでやわらかいパン。もっちりしていてパンに甘みがある。食べたパンの中で1番美味しいと思った

象印 パンくらぶ 1斤タイプ BB-SS10
中身はふわふわ。充分もっちり感あり。皮はやや厚め。カリッとした食感。
サクふわ。ふんわり感は冷めてもある。もちもち感はない。
冷めてもふんわりしていて美味しい。弾力があって歯ごたえが良い。

タイガー やきたて 土鍋焼き 1斤タイプ KBH-V100
食べやすい。ミミが薄くてパリパリと美味しい。
個性はないけど食べ飽きない感じ。皮は薄めでやや固い。中身はしっかりした感じ。
ふんわり・やわらか・もっちりしている。味のバランスも良くて「これぞパン」といった感じ。カリカリに焼けた香ばしいミミが引き立っていた。香ばしい香りが好きな人にオススメかも。

しろか 2斤タイプ SHB-622
ふかふかしていてもっちり。生地は詰まっていて甘みを感じる。
ふわふわだけですこし粘り気が残るかな。
中身は超ふわふわでやわらかい。皮が薄くて固い。パリパリしている。


 機種選定は総合評価の上パナソニックにしました。ユーザ数が圧倒的に多いこと。ファンサイトまでできている・・という点が決め手です。

  私のレシピと材料へのこだわり 定番は パン・ド・ミ

 
 私は海外駐在・海外出張が多かったのでパンには結構こだわります。食べて安全でおいしいパンを作りたいがためにホームベーカリーを始めたわけですが、我が家の場合、多くの試行錯誤を経て、今は、べキングパウダーを半量しか使わないのでイーストの匂いが少なく、外側はカリカリで、中はしっととしたパン・ド・ミ が定着しました。 スーパーあたりで買う結構高い食パンより遥かに美味しいと思います。
 専用の粉と塩だけしか使わないフランスパンも試しましたが、要領が悪いのか、容器から外すのに難儀することが多いた自然と焼かなくなってしまいました。 本当は「焼きたてのフランスパン」がホームベーカリーの初期の目的でしたが、これは断念しました。
 パナソニック推奨の パン・ド・ミ 1斤分 レシピ 
1  強力粉  250g
2  水 190ml (室温が25℃以上のときは、5℃の水を10ml減らして使うこと)
3  塩 小さじ1杯 (5g)  
4  砂糖 大さじ2杯 (17g)  
5  バター 15g 
6  脱脂粉乳 大さじ2杯  (6g) 
7  ベーキングパウダー 小さじ1/2杯 (1.4g) 

 お断りいておきますが、以下の材料は最初の時点で決めた銘柄を継続して使っています。2人家族なので消費量も大したことはなく、最初、ネットでの評判の良いものを選んで買い、それらがまだ残っているので他のものに変更しなかった・・というのが主な理由です。 

 材料へのこだわり (1流ブランド品を使う)
1 -  強力粉
2.5kg袋
(例') 「ミナミノカオリ100」、「春よ恋」、「キタノカオリ」など。いずれも2.5kg袋で購入しますこの量は10回分です。
2 -  水 クリンスイ浄水器 を通した水を使用しています。
3  塩
(1kg)
フランス産の「ゲランドの塩(1kg)」を使用しています。うまみが詰まっており甘みも感じます。ホームベーカリーの愛好者たちにはこの塩の熱烈なファンが多いですね。我が家の場合、1kgの商品を買うと使い切るのに数年掛ります。
4 -  砂糖 必ずグラニュー糖を使います。
5  バター
(450g)
できれば発酵バターを使いたいところ。無塩であることも重要。発酵バターはずばり「ヨーグルトバター」という感で、とても風味豊かで美味しいパンが焼けます」という評価が多いです。
私の場合、バターの銘柄にはこだわりがあり少々高価ですが、「よつ葉」「森永」「カルピス」のものしか使いません。発酵バターは在庫がない場合が多いのでやむを得ず普通の無塩バターを使います。最近値上がりしているのは残念。
6  脱脂粉乳
(500g)
よつ葉」の脱脂粉乳を使っています。特にこだわりはないが、「高い品質」と評判です。
7  ベーキングパウダー
(500g)
サフ インスタント・ドライイースト金を使用しています。
「イースト菌特有の匂いが主張しない。焼いている時の香りが全く違う。そしてきちんと膨らみフンワリ柔らかく焼き上がる」という評判です。

 ホームベーカリーの実際
 ホームベーカリーを実際に段取り良く行うには結構多くの道具を準備することが必要となります。始める前はこれほど道具が必要だとは想像だにしていませんでしたがやっているうちに最終的にはこのようになりました。

 ホームベーカリーを効率よく行うための道具類
1  材料保管容器 砂糖・塩・脱脂粉乳・ベーキングパウダーの4つを個別に納めたものです。4つの容器はステンレス製で、4つの容器を収めるプラケースです。いずれも100円ショップで売っっていました。

プラケースは全体は冷蔵庫で保管します。
2  バターカッターと保管庫のセット  上の写真は購入した時の写真で、バターケースとカッターがセットになっています。業務用の450g バターカッターと、200g 普通サイズのバターカッター用の刃(ステンレスの細い針金製)が2種類用意されています。



 
下の写真は業務用の450g バターをカットした状態です。必ず冷凍状態で保管します。

 室温や冷蔵で保管すると、せっかくカットしたバター片が融着してしまい切る前の状態に戻ってしまいます。

 カット後は是非冷凍すべきで、これは私の試行錯誤の上得た結論です。ちなみに、事前に ネットで調べたのですが以上のことを書いたサイトを見つけることができませんでした。

 カットする前は冷蔵状態にしておくほうが良いと思います。室温だと柔らかすぎで、カットすると直ちに融着してしまい、バターがあまり硬いと刃が通らずまず切れません。カットには微妙な管理が必要です。


バター保管の様子
3  デジタルはかり上に載せたパナソニック・ホームベーカリーの焼きがま ホームベーカリー付属のパン焼きがま(容器)に、まず、250gの強力粉を計量するわけですが、計量前に焼きがまを置いてからハカリ(デジタル)のスイッチを入れるようにします。

 このようにすると、ハカリの値は 0gを示すので便利です。普通のハカリではこれは普通できません。
4 ① 水計量カップ
② その他の材料計量カップ
 2つの計量カップは購入時の付属品です。水は普通190ml計量します。右の計量カップは大さじと小さじの量とと同じです。

 塩、砂糖、脱脂粉乳、ベーキングパウダーはこのスプーンで計量します。
5 ケーキクーラー パンを取り出した直後この台に置いて粗熱を取ります。室温で1~1.5時間放置後、乾燥防止のためにビニール袋で封をして室温で保管するなり冷凍します。

明日食べることがわかっている場合は室温で保管します。それ以上は冷凍するようにしています。
6 ① パンカッター
② パンカッターナイフ
 ① これがないとパンがきれいに切れず、厚さが不定で凸凹状態になり、見栄えも悪くなります。② のナイフは刃渡り30cm と結構長いです。短いとストロークが取れずうまく切れません。

 
これらはセットではなく、個別に選んだものです。
 7 焼きたてのパン・ド・ミ  1分前に焼きあがりました。パン・ド・ミの良い香りが立ってっています。焼き上がりの色も食欲をそそる感じです。
   粗熱を取っているパン・ド・ミ  初めて使う富澤商店の「北海道産HB専用の強力粉」です。粉によってはよく膨らみ容器からはみ出す品種もありますが、この粉は膨らみ方は普通より少なかったですね。初めての品種なので明日の朝食が楽しみです。

 翌日朝食べました。膨らみ方が少ないので重量感があり、耳の部分はカリッとしていて、中はしっとり感とモッチリ感がより強いと思いました。焼き上がりの香ばしい匂いが強く気に入りました。値段が多少安めなので、リピートしようと思います。

 まとめ
     その後の経緯
 冒頭で述べたように、購入時には家族間で意見の食い違いがありましたが、使い始めてしばら経つと、今回購入のホームベーカリーで作るパンの美味しさ・利便性などを理解してくれるようになり、全面的に認知されるに至りました。私の主張が実証されたので、本当のことを言えば、ホッとしています。今では、「パンがなくなるので早く焼いてちょうだい・・」と催促までされるようになりました。パン屋の店先で体験するおいしそうな香りが、我が家の台所内にも充満するとき幸せを感じます。これで家内円満というわけです。ただ、「パン焼き専任担当者」の役割はわたしのままで変わりませんが・・

     
イッピン選定理由
 イッピンとして登録する以上確固たる理由が必要です。他のメーカーや機種との比較もなしにこのパナソニック製のホームベーカリーSD-BMS106型をイッピンとて認定した理由を改めて纒めてみました。

 ① 自分自身で実際に比較しないでも、世間の評価を信用た場合、この機種は他を圧倒する存在感が
   あります。ここに紹介したファンやレビューで充分確認することができます。
 ② 実際にパンを焼いてみて最上級の香りと味を作ることができる機械としての性能は最高です。
 ③ 当初の性能を3年半以上にわたり安定して作り出す安定性と信頼性は充分評価すべきです。
                       (以上)