孫の家にはアシスト付き自転車が1台、孫3人に各1台の自転車(総計4台)などがありその置き場所が問題になっていました。同じタイミングで家のリフォーム工事をすることになり、その工事の一環として自転車置き場を改良することになりました。

 なお、後日、別工事「 玄関アプローチの照明灯設置工事 」で、ソーラーセル方式の10Wセンサーライトを取り付けました。こちらも併せて御覧ください。(この項は2018年4月12日の追加しました)

 孫の両親と我々親夫婦4人が雁首を揃え、ああでもないこうでもない・・・といろいろな検討やテスト・試作などを進めた結果、最終的に、「自転車は、従来通り玄関の踊り場に置くこととし、階段へのプローチに中国製の13.4 kgの重い階段用の段差プレートを5個設置する」 ことで決着しました。

 左下の写真がその段差プレート、右下が完成図です。

  たかが「自転車の置き場」というなかれ、検討してみると結構大きな問題であることが分かります。
 この問題はどこのうちでも抱えていると思うので、少しでも参考になれば・・と思いこのレポートを作成しました。
 


重量級 段差プレート (ブロック)

寸法 : 横 48.5cm 高さ 13㎝ 奥行き 32.5㎝、重量 13.4 kg
 
完成写真

 当家の場合、以下が問題内容です。

  「自転車置き場問題」の内容

  ■ 玄関の踊り場に自転車を置いているが足の踏み場もないくらい混んでいる。
  ■ それでも自転車はなるべく玄関の踊り場に置きたい。
  ■ アシスト付き自転車は重く、階段からの出し入れが困難かつ危険。
   自転車の上げ下ろし時、衝撃で玄関のタイルなどを傷つけやすい。
  ■ 孫の自転車は重くて危険なので自分で上げ下ろしはさせられない。親がやってあげなくてはならない。
  ■ 屋外に自転車を置くと錆びるのが問題。
  ■ 玄関の踊り場にはゴミ・ホコリが溜まりやすい。

  解決策を皆んなで持ち寄ってみたら以下の様な案が出てきました。

  ①案 階段のサイドにコンクリ製の傾斜台を作ってもらう。
       このためには、フェンスの一部をを切り取るなどの付帯工事も必要。 (業者見積:約12万円)

  ②案 軒下に自転車専用の小屋を作ってそこに収容する。雨に濡れて自転車がサビないようにするため。

  ③案 階段にホームセンター等で売っているゴムやプラスチック製の踏み台を設置する。
  
④案 
階段に特注の傾斜台を作る (自作:私の当初の案)。 

 家族会義の結果、この問題解決の任務は我々祖父母に任されました。

 まず、戸建ての似たような家造りのよその家の自転車置き場を見て回ることから始めました。実行に際しては、「覗きや泥棒の下見」などと怪しまれないように、我々老夫婦 2人 してムダ話をしながら、さりげなくちらりと横目で覗くなど細心の注意を払いました。

 ほとんどの家が玄関の踊り場や軒下に自転車を置いており、専用の自転車置き場を持っているところは見当たりませんでした。

 次に階段の高さを実測しました。当家の場合、段差は 2 セクションに分かれており、道路から玄関に至るアプローチに 2 段の段差が、玄関の踊り場への階段が 3 段あり、自転車を踊り場まで持ち上げるためには、都合、5 段の難関をクリアする必要があります。この状況は、この下手な説明文を読むより、冒頭と最下段に掲げた完成写真を見て頂いた方が分かり易いと思います。

 実測の結果は、一定の高さで作られていると思い込んでいたものが、何と、段差が13cm~17cm とばらついているではありませんか。奥行きはほぼ 27~30cm に収まっています。

 テレビ東京のビフォアアフターではありませんが、「 〽 何ということでしょう、階段の段差にはこんなに大きなばらつきがあるではありませんか・・・」という訳です。 職人も、いちいちステップ高さを測りながら工事をやっているわけではなさそうです。

 今回購入した段差解消プレートは、13cmというのがミソです。「高さ 13 ~ 15 cm に対応」と当商品の ホームページ(アマゾン) に書かれている通り、数cmの高低差など無いかのように見えてしまいます。真っ黒の色が高低差を視覚的に消してくれるのでしょうか。 また、自転車を実際に走らせて見ましたが、3~4 cm くらいの凸凹だったら無視しても構わないくらいスムースに転がります。 現場を良く知っているというか、この商品の販売に当たっては数多くの試行錯誤や試作を重ねただろうことが伺えます。

 上記の案②は20万円くらいの新築費用が掛かりそうです。仮に外において自転車が錆びたとしても、新築費用と、錆びた自転車を買い換える費用を考えると、専用置き場には合理性がなさそうです。そこで②案は却下。

 第①案は発注先として想定しているホームセンターが出した案ですが、考えすぎという感じです。重量級段差解消プレートを発見した段階で、結論として却下に至りました。第④案も同じ理由で却下。

 第③案ですが、ホームセンターを何箇所も見て回りました。

 プラスチック・ゴム・鉄製とバラエテイー豊かですが、ほとんどの商品が 60cm ~ 90cm と幅が広いため肝心の階段が狭くなり過ぎて本末転倒です。ほとんど車庫前の段差解消用として作られており、階段の自転車上げ下げ用は売られていないようです。 幅はできれば30~40cm 以内に抑えたいものです。

ホームセンターなどで販売されている段差プレート(プラスチック製)   (幅は60cm ~ 90cm、高さは10cm のものが多い)
       

 一方、プラスチック・ゴム製は重量的に軽いため、何らかの方法で固定しない限り、風で飛ばされたり動いたりする問題がありそうです。「家屋を傷つけた」という口コミもあり、重量と幅の問題で、結局、ホームセンターには使えるものがないと私は判断しました。

 一方、介護用の車とか、車いす用の段差解消策として、アルミ製の業務用のレールやプレートも販売されています。スマートで、一時心が動きましたが、おしなべて高価で、自転車の上げ下ろしの都度階段に取りつける必要があり非実用的で却下。

 これに着想を得て木製のレールを自作するという案の検討をしました。ちなみに、私は、「なかったら作る」という考えの持ち主です。
 結構重くて、20cm幅、60cm長くらいのMDF板をつなぎあわせてレールを作ろうという考えです。これは、ちゃんとダイソーで売っています。両側に脱輪防止の縁をつけて、階段の傾斜に合わせて自転車を上げ下ろしするレールを作ろうという考えです。

 実際にダイソーなどから材料を1式買い、試作までしてみましたが2つの問題があり断念しました。

 1つは、玄関の踊り場などとレールを固定する良い方法がなかったことです。よその家ですから踊り場にアンカーボルトを打って、レールとボルトで固定することはさすができません。固定しないと風で飛ばされたり、自転車の上げ下ろし時に動いてしまい、逆に危険です。

 それに加え、レールの手前に多少の長さの余裕が必要なことが分かり、レール全体長が長くなってしまい、人間様が階段を上下するとき邪魔で、夜だと躓いてしまいそうでこれも危険です。

 何事もうまくゆかなくて悩んでいるところに、下記の逸品を発見して問題解の糸口を掴みました。
 1月もかかったでしょうか、ネットをサーフインしているうちに今回のメインテーマとなった重量級・・・(冒頭の写真)を発見したのです。

 アマゾン で売っているものです が、値段的には結構高く、2 個セットが 8,800 円のところ 5,480 円 です。キャッチコピーは、「段差プレート 特殊ゴムで割れない! 動かない! 飛ばされない! 10cm~15cm の段差に適応! 【2個セット組価格】」

この商品の特徴についてホームページでは次のように書かれています。

  お得な2個セットのお値段です!
1個当たりのサイズ 約 横48.5cm 高さ13㎝ 奥行32.5㎝
高さが13㎝あるので10㎝~15㎝の段差に適応。
1個当たりの重量が約13.4Kgあるので雨や風で飛ばされる心配がありません!
 
 

 このような製品は、実際には使ってみないとわからないものだということが経験的に分かっています。 口コミやレビューの数も殆どなしという状況です。そこで、試しに2個セットを注文して現場に置いてみました。そしてこれが非常に良く考えられた商品であることも分かってきました。

非常に重くて風で動くようなことは絶対にない。実際、持ち運びには重くて苦労した。1度に2個運ぶのはムリ。 
 幅が 48.5 cm と結構狭く、置いてみるとそれほど場所を取らずちょうどよい幅であった。
 ただし、車の場合動く可能性があり不適だろう。
 レールやプレートのように場所を取らず、コンパクトに収まっている。
 玄関の踊り場などに固定する必要がない。
 段差の多少の高さの不揃いは問題なし。自転車も 3~4 cm程度の高低差は上げ下ろしに支障が起きないし、気になる人はダイソーなどで売っている高低差を解消するために置くプレート(商品名がわからないのですが、断面が3角形)を使えば低すぎる場合のかさ上げができます。これは、多分、家具の水平を調整するための部品だと思います。うちも1箇所に施工しました。 
 美観的にもそれほど違和感を感じない。
 ゴム臭が結構強いので、屋内の場合、匂いが取れるまで時間を置いたほうが良いかもしれない。

 
苦労が実り、やっと今回の目的にかなった優秀な商品が見つかりました。そこで、残り 3 段分のプレートを追加発注し全体工事が完成しました。

 長男も「最高の結果」といって喜んでくれ、当家の「自転車置場問題」は、これにて一件落着となりました。 1万5千円ほど掛かりましたが他の工事法より格安で使い勝手も最高な結果となりました。改めて下の完成写真を御覧ください。

  完成写真   
  



重量級 段差プレート (2015年5月に施行、11月1日に文章部分修正)