拡大法
Before vs After
 当ページの写真はすべてスマートフォンの Xperia Z3 で撮影したものです

ビフォア


アフター

 上の写真を御覧ください。これは我が家の小さなリフォームの話です。テレビ東京のビフォア・アフター風に云うと・・

 〽 何ということでしょう、今までシンクを所狭しと走り回っていた浄水器のチューブが無くなり、コーナーを占拠していた浄水カートリッジ・タンクも姿を消し、我が家は近代的で最新式の台所に生まれ変わりました。

 〽 何ということでしょう、匠
(私の事)が言うには、「1個しかない水栓レバーをひねるだけで、ミネラル分を失わない不純物だけがろ過されたおいしい水が毎分3リットルも使えて、しかも、温水・冷水に切り替えられる」 というではありませんか。これを実現してくれた匠(この場合、クリンスイと私・・)の技術力と実行力にはただただ脱帽するしかありません。

 話を現実に戻すと、ウチは老夫婦2人暮らしですが、今回の工事の背景や意義を評価して「たくみ~」と言ってホメてくれる人は居そうもありません。別に褒めてもらいたいがためにやっている訳ではないですが、生命に対する水の影響力・料理と水の関連性・我が家の水質など、水への関心をもっと持って欲しいと思います。

 ウチの水を使ったじじ・ばばの手造り料理を、孫達や両親が、嬉しいことに「おいしい」と言って食べてくれますし、時には私の考えた レシピ料理 のリクエストまであるのです。

 実はこの「美味しかった」という言葉を聞きたいがために料理を作っているようなものです。

 これまでやってきた水質改善の活動は、家族や孫達への私の思い遣りからきているいることを知る人はいません。面と向かって言うことではありませんけど・・。

 済みません、何だか後期高齢者になった私の遺書みたいな文章になってきましたな・・。

 
工 事 の 背 景 
 
 ウチでは、既設の混合水栓にクリンスイの浄水器を取り付けて長い間使ってきましたが、最近、蛇口からポタ落ちするようになってきました。15年以上も経ったものなので良く保った方ですが何らかの対策が必要です。

 
今までの浄水器は、冒頭の写真「ビフォア」で分かるように、台所の隅に浄水カートリッジ・ケースを置き、蛇口に付けた浄水・温水・冷水の切替レバーとの間を細いチューブで結ぶというものです。性能・容量的には最上品ですが場所を取るしチューブがシンク上を走りまわっているので鬱陶しい限りです。

 よリスマートな方式として、レバー1つで浄水・温水・冷水の切り替えができて、浄水カートリッジがシンクの下に隠れる商品が、当時から、同じクリンスイで発売されていました。シンクには水栓しかなくスマートです。大げさに言えば私にとって夢の様なシステムです。

 以前からこの商品のことを知ってはいたのですが、水道業者向けセットらしく、ネットにはほとんど情報が出ていません。機器・工事代も高そうだな・・と考えて設置を見送っていました。

 上述のポタ落ちを機に最近の情勢ををネット検索すると、本体価格も安くゲットでき工事を自分でやれば、夢のような浄水システムが手に届きそうな範囲に下がってきているようです。これに替えない手はありません。

 結果は、懸案だった旧水栓の撤去工事は難なくクリア。問題が多少ありましたが4時間位で取替え工事は無事完了。自分なりに納得の価格で工事ができました。

 ネットには参考になるような情報は少ないです。めがねレンチや水道用プライヤーなどの工具も要るので、今回のような工事は水道屋さんに外注する人が多いと思います。が、自分でやってみたい人への参考になればと思いこの記録を残すことにした次第です。

美味しい水を求めて

 水と空気は生命上最も重要な要素です。この問題に対し余りにも無関心な人が多いことは、私から見ると実に驚くべきことだと言わざるを得ません。

 毎日摂取する水ですから、ウチでは水について結構配慮してきました。おいしくて体に良い水を求めて出来るだけの対応をしてきた積りです。

 例えば、水道管の大元に「超強力磁気活水器」を設置して「水分子のクラスター化」を図りました。
超強力磁気活水器は上流・下流用の2個セットになっています。この磁石方式には賛否両論があり、詐欺商品であるという人もいますが、私は実際に使ってみて効果があると思います。クリンスイの浄水器も当然取り付け済みで、磁石を経由した水と、最先端のろ過技術とノウハウが集積されたクリンスイ浄水器の組み合わせが最強であると私は信じています。


超強力磁気活水器
2016年2月9日 追加

 私見ですが、浄水を使うとコーヒー・お茶・味噌汁の味が先ず違います。味がまろやかになり、コーヒーなら産地の違いが明瞭になり香りが立つ感じです。また、洗米を含め浄化水で炊いたご飯は美味しいと感じます。長男も「同じメーカーの炊飯器を使っているのに、ここのご飯はとても美味しい」と褒めてくれました。多分、磁石水とクリンスイのお陰ではないでしょうか。

 さすがに庭への水遣りは浄水ではなく、単に磁石を通過しただけの普通の水道水ですが、花や庭木の生育がまわりの家より良いと思います。お風呂でも肌へのあたりが柔らかいです。淡水魚の飼育にも適しているようです。魚の生育が良く長生きします。

    クリンスイについて
    クリンスイとは

  「クリンスイ」は三菱レイヨンが1984年に発売した世界で初めて中空糸膜を使用した浄水器の商品名です。アンダーシンク(ビルトインタイプ)浄水器ではトップシェアを占めています。 その後、さまざまな改良が加えられ、浄化性能(下記)も格段に向上しました。


クリンスイ・カートリッジの浄化性能 (メーカーサイト)

 クリンスイUの浄水システムは不織布のほか活性炭や中空糸膜により水道水を浄水し、おいしい水に変えています。

 三菱レイヨン・クリンスイU浄水器カートリッジのろ過システムは、セラミック・活性炭・中空糸膜フィルターを組み合わせた、最先端技術のろ過システムです。

 三菱レイヨンクリンスイU浄水器カートリッジはセラミックを使うことで、水に溶け込んだ鉛や、トリハロメタンも強力に除去できるようになりました。

クリンスイ 資料 (ホームページ)  
  クリンスイが選ばれる理由  
 ● 実施例 (クリンスイのあるキッチン)   
       
   クリンスイ F704EXZC用図面  
 ● F704EXZC-本体組立図  
 ● F704EXZC-セット構成部品  
 


工 事 記 録 

使用機材と工具
機材
クリンスイ F704EXZC型1セット  (水栓・浄水器・取付部品1式の完全セット)  
 上記のサイトは、クリンスイ据置型の浄水器ユーザ専用です。最初ここに申し込んだら該当者ではないということで断られました。ご参考までに。 セット内容は F704EXZC-セット構成部品 を御覧ください。
工具
水道用プライヤ 


モンキーレンチ
 
4口めがねレンチ
 

TOTOの「ワンレバー混合栓 TKF31F 型水栓
外置方式浄水器・クリンスイ Super STX -SSX880型
  今使っている水栓は、TOTOの ワンレバー混合栓 TKF31F 型です。工事用の図面がないかとネットで探しまわったところ、以下の図面が見つかりました。さすがTOTOです。技術面でのサポートもしっかりしています。

     TOTO TKF31F 据え付け説明書(pdf)
     TOTO TKF31F 組立図

 シンクに水栓を固定するためにボルト・ナット方式を採用していますが、ナットが異型で、そのナットを締めるための専用工具が必要のようです。この専用工具は今でも販売されているのは良いのですが1回しか使わないのに数千円と結構高くつきます。

 上記の「据え付け説明書」でセットに同梱されている専用工具を眺めると、どうもメガネレンチらしいので、ぶっつけ本番で手持ち工具で代用することにします。異型ボルトのサイズは13mmのようですが手持ちの工具でOK。

既存のクリンスイ Super STX -SSX880型
内部カートリッジはSSC8800型

  10年ほど愛用した浄水器はクリンスイの Super STX -SSX880型 (相当品?)、内部カートリッジはSSC8800型です。

 シンク下に浄水器が隠れるクリンスイ浄水器があることは知っていましたが、これにした理由は、さしたる工事が要らないということでした。勤めていて結構忙しかったのでやむを得ません。リタイア後は今日は何をしようか・・ということもあるくらいですから、調べる時間・工事などの時間はたっぷりあるわけです。

新設の浄水器 クリンスイ F704EXZC型セット


 左の写真は、今回の工事で設置した浄水器の主要部品(水栓と浄水カートリッジ)。

 購入商品は 水栓・浄水器・その他部品一式のセット品です。浄水カートリッジは2種類から選べますが、今回は安い方のカートリッジ UZC2000型 にしました。高い価格の方が容量が大きいようです。

 この工事を行うに当たって、以下のサイトを参考にさせていただきました。ありがとうございました、大変参考になりました。ぜひ、こちらもアクセスしてみてください。

  ● (タイトル、前略) ・・・ 複合水栓F704EXへの交換チャレンジ
  ● アンダーシンクタイプ浄水器の取付DIY(クリンスイ)
 
開梱したクリンスイ F704EXZC型のフルセット

  ネットで注文後、約1週間掛かってやっと宅急便で荷物が届きました。卸値で買えたのは良かったのですが、ヨドバシやアマゾンのように「在庫品は即納」という風には参らず、メーカーからの直送だそうです。売値を下げるための方策でしょうが、甘受せざるを得ませんね。

 例によって開梱の儀式。開梱した本体・部品のセットを並べてみました。
 その構成は至り尽くせりです。浄水カートリッジ取付台を取り付けるための皿ビスと両面接着テープ、浄水カートリッジ・ホースを固定する結束バンドまで付いています。

 よく考えられたセットです。組み立て説明書も懇切丁寧ですが私は説明書無しでも組立てができました。加えて、例えば、取り違えがないように銅管には IN/OUT の文字まで印刷されているくらいです。


 ● F704EXZC-セット構成部品
 
水栓基台と馬蹄金具(1)

 
水栓基台と馬蹄金具(2)
  左の写真は水栓本体を取り付ける真鍮削り出しの基台と、シンクと基台を締め付けてしっかりと固定するための「馬蹄金具」。基台の黒いリングはパッキン。シンクに接してシンクからの水の侵入を防ぐための唯一の防波堤となります。

  「馬蹄金具」は、シンクの取り付け穴(36~40mm) を通してシンク下に潜り込ませ、写真左に見える2本の6角ネジでシンクと基台を固定するための重要な部品です。

水栓本体

水栓本体を眞下から見たところ 
  左の2枚の写真は水栓本体と浄水カートリッジ。

 右の写真は、水栓の眞下から覗いたもので、基台と馬蹄金具を取り外した状態。

 [水栓の取り付け手順]

 ① 基台をシンクに固定

 ② 基台の中央の穴に水栓本体のフレキシブル・ホース・銅管各2本、計4本を通して水栓を基台に装着します。

 ③ 基台のネジ穴に付属の6角レンチでビスを強くねじ込む。これで水栓がシンクにしっかりと固定されます。

クリンスイ浄水カートリッジ


 
逆止弁ソケット2個と銅管カプラー2個
 逆止弁ソケットは温水・冷水(通常の水道水)の配管に取り付ける部品で、パッキン2枚が付いており、ソケットには2個のOリングが嵌めこまれています。栓から出ている2本のホースはワンタッチ方式で単に差しこむだけでOK。

 銅管カプラーは水栓から出ている IN/OUT の銅管に取り付け、浄水カートリッジ用のホースの片方につなぐ部品である。OUT用だけに逆止弁がついているので間違えないように注意しましょう。

工 事 ス タ ー ト  
 

取り外した古い混合栓の1式

 古い水栓を撤去する作業を行いました。残念なことに、作業に夢中になった余り、撤去作業中の写真を撮るのを忘れてしまいました。済みません。左の写真は取り外した後の古い混合栓の1式です。 

  撤去作業はシンク下に潜り込んで窮屈な空間内での作業となるので時間がかかります。真鍮製の部品に緑青が発生しており、単純作業ですが結構時間がかかりました。

 水栓とシンクを固定している異型ナットは、想定していた通りで13mm径での4口めがねレンチで外すことができました。長いボルト故、ナットを外すには気長に回してやることが肝心。それでも5分くらいで外せました。

シンク下の逆止弁ソケット撤去
  この写真は元からあった水道管を撮ったものです。左が温水右が冷水の配管で元からあった旧逆止弁付きソケットを取り外した状態です。

 逆止弁付きソケットには古い混合水栓のフレキホースが逆接続されていました。

新しい逆止弁ソケットを取り付け
  左の写真は、元からあった水道管に新しい逆止弁付きソケットを装着したもの。

 パッキン(青色)のつけ忘れは禁物、私もこれで今回失敗を犯しました。パッキンをつけた積もりでしたが、ソケットを強く締め付け、写真に写っているストップ弁のハンドルを戻して通水した所、何と水漏れ、締め直しても水漏れは止まらないので、もう一度ソケットを外してみた等、パッキンが入っていないことが判明。変な姿勢でシンク下工事をやっているので、気が付かないうちにパッキンが抜け落ちたようです。パッキンを探して再度ソケットを閉めたら今度はOK。

 ソケットと、クリンスイの水栓から出ている温水・冷水の2本のフレキシブルホースとの接続はワンタッチです。ホースをソケットに差しこむだけでOKです。
 ただし、「クイックファスナー」で両者を固定することを忘れないこと! 私はここでも失敗してしまいました。ファスナーを付けないで通水したところ、水圧でホースがスッポン!と抜け、水がジャーとばかりに吹き出してシンク下を水浸しに!。このファスナーはフレキホースがソケットから抜けないように止めておくための極めて重要な部品であることを自らの失敗から発見した次第。


基台をシンクに固定する(実際は締め増し)

 シンクに基台をしっかり固定したら、新混合水栓の4本のホース類を差し込みます。

 写真の6角レンチは、シンクに基台を締め付ける6角ネジの左側のネジを締め付けている所を撮ったものです。実際の基台固定作業は、水栓本体を基台に差し込む前に行います。したがって、この写真はネジの締め増しを行っている所を撮ったものです。基台の右のネジも同じように左右均等に締め付けます。混合水栓本体がグラグラするかしないかはこの締め付け具合で決まりますからご注意ください。

 実は、水栓を設置する段階になって想定外の問題が起きてしまいました。古い水栓の取り付け穴が小さくて、クリンスイの水栓基台が以前開けてあった穴に収まりきれません。古い穴は34mmしかなく、一方、クリンスイの最小穴径は 36mmです。しょうがないので電動ドリルに丸型ヤスリを取り付けで穴径を広げる作業を行いました。実際には1時間位と一番時間の掛かかる作業になってしまいました。

水栓本体をストンと押し下げて基台に装着

 
前面のネジ穴に6角ビスをねじ込む
 左右の6角ネジを締め付け終わったらストンと水栓本体を基台方向に落とします。基台は本体の内側に収納されるようになっています。

 水栓の前側に開いている穴に6角ネジを入れ締め付けます。これで水栓本体がシンクにしっかりと固定されます。ネジ穴を見えなくする丸いカバーを装着して水栓の固定作業は終わります。

チューブ類を接続

  左の写真は、ソケットとフレキホース、更に、浄水器用の2本のIN/OUT銅管を接続した状態。

 銅管と銅管カプラーとの接続もワンタッチでできます。銅管に印刷された黒線のところまで銅管を差し込むだけの非常に洗練された方式。銅管カプラーの受け口には2個のOリングが装着されており、これだけでシーリングができています。すばらしいアイデアです。

 水栓などの取り付け工事法は最近進歩しており、水栓取り付け工事自体はシンクの下に潜り不自然な姿勢で長時間作業することもなく、シンクの上側から取り付けができるように改善されたようで、初体験の私でも楽に作業ができました。ただし、既設の水栓の撤去作業はシンクに潜る必要があり、長時間、変な姿勢での作業となってしまいました。疲れました。



クリンスイ浄水カートリッジにチューブを接続
 左の写真は、浄水カートリッジを置いてみたところ。

工事完成
完成写真。台所がすっきりし気分爽快。
 

アンダーシンク型浄水器_DIY工事  
(2015年10月3日制作、2016年2月9日 1部追加)