拡大法  パソコンの爆速化
2018年6月28日
制作
 
 自宅の一体型デスクトップパソコン(下の写真)の固定デイスク HDD を半導体デイスク ssd に交換して劇的な高速化を果たしました。爆速の様子は下の YouTube 動画で確認できます。
 Windows 10の起動時間は約17秒、ワードなどのアプリは瞬時に立ち上がります。これを経験してしまうと、もう固定デイスクには戻れません。この速さをお伝えしようと思ってこのページを作りました。  
 
Windows 10の起動画面
クリック ➡ 起動

Lenovo ideacentre AIO 520S - シルバー
Lenovo ideacentre AIO 520S - シルバー の主な仕様 
 CPU  インテル® Core™ i5-7200U プロセッサー
 デイスプレイ  23.0型ワイドIPS液晶(1920x1080ドット、1,677万色)
 メモリー  8GB
固定デイスク   1TB ➡ 120GBのSSD に換装
価格   86,940 円 (送料込み)

 1.換装の経緯

  2018年3月頃、3年ほど使い込んだ愛用のソニーのノートパソコンが壊れ何をやっても直らず、原因も分からないので、背に腹は代えられず、外部の専門店に修理を依頼しました。

 2店のパソコン修理屋を渡り歩き、分かったことは、基板が壊れているらしいということ。所要費用として、検査をすると必ず払う固定費が1店当たり3千円、計6千円、精密検査費用などを含め合計4万円ほど、直りもしないのに支払わされました。まさに、泣きっ面に蜂デス。ソニーの工場で基板を交換すると直るだろうとのことですが、約8万円の見積もりを提示され、ほぼ購入額と同じなので結局断念しました。こういうことは初めての経験でした。

 なくては暮せないほどの大事なPCですが、今回のトラブルは高いものにつきました。ソニーのブランド、液晶の綺麗さには未練があったのですが、今後、ソニーのPCは諦めることにします。

 抜群に価格性能比の高いレノボの i3 型 cpu 、8GB メモリ、15.6インチデイスプレイ というスペックのノートパソコンに買い替え、2018年4月20日頃、シンガポールから出荷された商品が到着しました。6万9千円でした。

 同時に、480GB ssd (サンディスク社製 ultra2)への換装も自分で行いました(換装は自己責任です)。アマゾンに注文し、送料込みで 17,820 円でした。

 結果、ホームページ作成や画像処理作業などで世界が変わるくらいの高速化を達成し、制作などでストレスなく作業が進められるようになりました。今はホームページ編集作業などは流れるように処理が進むので、楽しく作業が進められます。

 換装とは、ハードディスク (HDD) を半導体式の大容量メモリー ssd に置き換えることです。ssd のケースの寸法が、 HDD と同サイズになっているので、原則、機械的に置き換えるだけでOKとなります。効果は劇的に起動時間が早くなり、個々の処理も驚くほど早いです。価格も大幅に下がったので、PCをよく知っている人を中心に、換装する人が増えています。

 これに味をしめて今回ご報告する奥様用のパソコンの ssd 換装をすることになりました。

 2018年6月18日に奥様用のパソコンを、費用は奥様持ちで最新型・最高性能品に買い替えまし。旧型は、まだ問題なく動いている東芝のセレロンCPUの処理速度が遅いダイナブックでしたが、1年ほど前からWindows 10の更新が一切できなくなり、起動のたびごとに ”あなたのパソコンは更新ができないのでキケンです” という趣旨の警告メッセージが出てきて、奥様はイヤになっていました。私なら大したデータも入ってないので、そのまま使い続けたことでしょう。私が手を尽くして理由を探っていたのですが、1年経っても結局ダメでした。

 奥様のパソコンの主な用途は、gmail、googleカレンダー、乗換案内、ネット検索くらいで大した処理はさせていないのですが本人は、年をとるにつれてだんだん気が短くなり、ちょっとしたことでもイライラするようになってきました。私にとってもイライラは伝染するので、買い替えに賛成しました。

 ある日ふと、思いつきで、ssd を必要としているのは、むしろ、奥様の方ではないか?、ということに気が付きました。善は急げで、調べてみたら、換装はできそうです。 奥様に5千円くらいかかるけどやってみないかと提案したら、即決。その日のうちにネット注文 ➡ 翌日には到着 ➡ その日のうちに換装、という具合にことは進みました。まさに善は急げです。

 前置きが長くなりましたが、あまりの効果に他の方に教えてあげたい、と思いこのページを立ち上げました。爆速を言葉で書いても認識しにくいので、論より証拠とばかりに動画で見てもらうことにしました。結果は以下の動画でどうぞ・・


 2.換装作業

 
作業手順は以下の通り.。

   ssd の購入
   
Windows 10 システムのクローン作成
   固定デイスクの取り外し
   
ssd の取り付け
   
作動の確認

 ① ssd の購入

 何はともあれssdを真っ先に購入します。購入したPCの固定デイスクの容量は1,000GB(1TB) もあったのですが、Windows 10システムやアプリ・データをひっくるめて46GBしか使っていないので、ssd容量は120GBにしました。動画などは保存しないし、使っていてもワードの文書ファイル、少量の jpg 写真程度で、この容量で充分かと思います。最近 SSD も安くなってきており、送料込みで5,300円でした。経験に基づき、初回に購入したssd と同じサンディスクのものにしました。理由はあとで述べます。

 
ssd(ウェスタンデジタル社)
下のケースの中に収めます

 ② Windows 10 システムのクローン作成

 クローン化は、今使っているWindows 10システムと、アプリケーション・データなどのソフト・データなどの一切を別のHDDやssd にすべてコピーすることを言います。クローン化されたデイスクを現用の固定デイスクと差し替えると、高速化されたPCが出来上がります。

 クローン化するデイスクは、当然、高速のssdということになります。これをやるには2つの道具建てが必要です。

 1つはオウルテック Owltech社のHDD/ssdポータブルHDD ケース(下の写真)で、この中にssd やHDDを収めます。今回収めるのは ssd です。普通、PCのUSB端子経由でPCに接続し、外部デイスク装置として用いるのですが、今回はクローン化のために接続します。私が買ったのは OWL-EGP25U3V3-BK [ブラック HDDケー型で、¥1,200円でした。

 対応するデイスクは、2.5” SATA HDD/ssdです。 長さ 約40cmのUSB3.0接続ケーブル(補助電源コネクタ付き) が付属品として付いていました。今回取り外した固定デイスクが、この規格 2.5” SATA 型でした。したがって、取り外した固定デイスクは、そのまま、外部デイスクとして使えます。

 
HDD/SSDポータブル HDD ケース
オウルテック社) 

 次に必要なものは、クローンを作るためのソフトです。おすすめは、EaseUS Todo Backup Free というソフトです。詳しい操作手順は省略しますが、今回購入のSSDを収めた上記のケースをPCに接続して、このソフトでSSDにクローンを作ります。

 重要なのは、クローンを作る前に行うSSDの初期化(フォーマット)の際、MBRシステムの組込を忘れないことです。このMBRは、マスターブートレコードといい、このシステムからWindows 10を起動させるための重要なシステムです。

 あとは、PCにssd への換装を行って電源を入れれば直ち爆速化されたPCが立ち上がります。クローン作成所要時間は1時間以上でした。クローン作成が終わると、外した固定デイスクの所に ssd を組み込むだけです。ものの10分もあれば組み込み作業は終わり、直ちに電源を入れてWindows 10を立ち上げます。

 固定デイスクの取り外し

 まず、PCの裏蓋を外して 固定デイスクを取り外します。裏蓋は2本のネジと、小さな突起を噛み合わせることによって接合されています。裏蓋は2箇所のビスを取り、マイナスねじ回しやヘラなどを使ってカチン、カチンとばかりに根気よく裏蓋をこじ開けてゆきます。

 慎重にこじ開けないと差し込み部分の突起を壊してしまうので要注意です。下の写真が固定デイスクです。実物ですがウエスタン・デジタル社の製品でした。

 実は、今回購入した ssd も同じ会社の製品です。これは結構大きな意味があり、取り付けるネジ類が個数、取り付け位置とも全く同じなのです。



ウエスタン・デジタル社の固定デイスク装置
(1TB

 ④ ssd の取り付け

 既にクローン化しておいたssd を本体に取り付けます。取り付けネジの本数、取り付け方は固定デイスクと全く同じで、さすが同じ会社の製品です。完全な互換性があったというわけです。取り付け時間も数分で完了。

 ⑤ 作動の確認

 取り外してあったPC本体の裏蓋を元に戻します。手でバシバシと押すと難なく裏蓋が収まりました。ドキドキしながら電源をオン。10数秒でシステムが立ち上がりました。さすが爆速です。ワード、エクセルなどのソフトもほとんど瞬間的に起動できました。Windows 10の起動の時間の様子は、以下の動画に撮っておきました。お確かめください。

 上記の手順は偉い長い文になりましたが、要はこの爆速をお見せするための準備でした。下の動画で、Windows 10の起動速度に興味が湧いたら上の文章に目を走らせてみてください。

 動画では、「ハイ]という声でPCの裏側にある電源スイッチを押します。画面には押すと同時にタイマーを表示するようにしました。画面が表示され、タスクバーとデスクトップのアイコンが表示し終わったら起動完了とします。
17秒で起動完了です。

 

Windows 10の起動画面

 (以上)