銘器 「GoWing レンズホルダー (2015年 6月5日)

 
通常、斜め掛け状態で利用する

手持ちのレンズ2本を装着してみた  (実写)

 

GoWing レンズホルダー本体

 不覚でした。長年カメラをやっていながら、こんな便利なものが世の中にあるとは今まで知りませんでした。

 一眼レフを使っている人は、必ずと言っていいくらい交換レンズを持っています。レンズを交換するために一眼レフを使うと断言してもよろしいかと思います。

 今まででしたら、レンズ交換は、まずカメラからレンズを外しカメラバッグに収めます。続いて、同じバッグにおさめてある交換レンズを取り出してカメラに装着・・という手順を踏んでいるわけです。

 その際、レンズ前後のレンズキャップ2枚でカバーすることを忘れてはいけません。チリ・ホコリがレンズ本体に侵入し、映像に黒い斑点を生じさせたり、カビの原因を作ってしまう恐れがあるからです。

 何だ、「そんなに簡単な手間だったら全然問題はないではないか」と言われるでしょう。 ところが、 デジタル写真はフイルム代がただ故、「数打ちゃー当たる」方式でバシャバシャ撮りまくる派の私の場合、レンズを超広角に交換したら全く新しい視角が得られることは分かっているのに、レンズ交換作業が何となく億劫で、特にスナップ写真では、今付いている標準ズームレンズの広角側で撮ってしまえ・・といようなことを結構頻繁にやっていました。 タイミングを失わないためということもままありますが、上記の手間が煩わしいからというのが正直な理由でした。そういうことで、私は、望遠レンズで風景を切り取るようなわざが今でも不得意です。

 GoWing レンズホルダーは、、そこの盲点を見事に解決してくれる大発明だと私は思いました。まさに銘器です。

 現実世界に立ち返ると、値段は郵パックの送料・税込みで8,080円でした。高いは安いかは判断の基準によって異なります。便利さ・独創性を重んじるという立場に立てば、国内では、値段的には妥当な線ではないでしょうか。

 ただし、韓国・中国・ベトナムなどの「世界の製造基地」の諸国にとって技術的な問題はなく、充分クリアして製造できるレベルに達しています。早い話、「最先端を行く」と一般に見られている iphone のスマホは、決して米国内で製造されておらず、中国・台湾・韓国で組み立て(製造)ているのです。「経済立国の米国」では製造業は一部を除き壊滅状態ではないでしょうか。 その意味ではこの価格は高過ぎです。この値段では、中国などではまず売れないだろうと思います。

 このホルダーは、両面にレンズが装着できるので、冒頭の右側の写真のように、3台の交換レンズをカメラバッグ無しで使いまわすことも、やろうと思えば可能です。

 普通の使い方は、交換レンズをホルダーの片側に装着しておき、交換時は、まず、カメラから外したレンズをホルダーの残った側に装着してから、ホルダーから交換レンズを取り出してカメラに装着・・という手順を踏むわけです。

 こうすることによって、レンズを地面に取り落とすという事故が防げるようになります。

 なんせ、肩からぶら下げたホルダーに交換レンズがあり、直ちに交換できるという点は、まさに、目からうろこです。
 ネットで「速写」スピードを強調した動画を見ることができますが、西部劇の「早打ちガンマン」の世界が、カメラ業界にも現れたといった感じですね。

 速写はタイミングが命である報道写真や、動き回る孫たちの表情を捉える、あるいは、孫以上に勝手に動き回る「ワンちゃん」や「猫ちゃん」のスナップ写真派にとっては「神ツール」でしょう。

 風景写真派の私の場合必ずしも神ツールではありませんが、同じ風景を、超望遠・標準・望遠レンズで撮りくらべてみるチャンスが大幅に増えそうですから、大げさに言えば、新しい世界が拓ける可能性があります。

 道具は良い写真を撮るためのものです。この道具のお陰で1枚でも良い写真が撮れればそれで良いのです。
 

 合わせマークをDIYしました。
 (2015年7月19日追加)

    レンズ交換が素早くできないとすれば、「合わせマークが小さくて、内側にしかそれがないから」ということが大きな理由ではないかと思います。ネットのレビューでもこの問題点を指摘している方が何人かいました。

 「なければ作る」がモットーの私としては何とかしなければと考えた結果、左の写真のようなはっきり分かるマークを付ければ良いと思いつきました。

 ダイソーで買った孫娘用のビーズの残り物を接着剤で固定しました。ビーズの直径は約3ミリです。接着剤は、仕上がりがキレイで強力な、「エポキシ2液混合型」(これもダイソーでOK)がお勧めです。