拡大法
カメラの外部マイクテスト 制作
2018年2月20日
 
 動画撮影において、レンズの手ブレ防止用の超音波モーターが発するノイズまで収録されてしまうので、新たに外部マイクとして CM-500 マイクを購入しました。私の動画の主な用途は、3人の孫達のピアノ発表会、学芸会、運動会・などですが、ピアノの場合、このノイズは致命的です。

 ビデオカメラがないので、動画は愛機の一眼レフ EOS 5Dmk2 で撮影しますが、内蔵マイクではレンズに内臓された手ブレ防止用の超音波モーターが発する「ジリジリ・」というノイズ、つまり、 レンズの「手ブレ防止ノイズ」がどうしても収録されてしまいます。

 そこで外部マイクを使ってみようとうわけです。アマゾンの製品レビューを活用してコスト性能比の高い製品を2日ほどかけて比較検討、結局、「K&F Concept カメラマイクロホン CM-500 」を選びました。デザインが良く手頃なサイズなので気に入りました。商品到着後、早速テストを行い、ノイズもかなり軽減できたので全体的に合格です。ただし、ホットシューが合わなかった点・ホワイトノイズが内蔵マイクより大きいので星2個を減らしました。


外部マイクテスト風景

 当レビューでは、基本性能などについて個人的な評価を行い、次に、上記のノイズ軽減について実機で評価テストを行い、動画を作りました。撮影は三脚に設置、ピアノ発表会を想定して中望遠レンズを使いました。

① 基本性能について
  ・音質:内蔵マイクほどではないが良好。
  ・感度:内蔵マイクより感度がやや大きい、良好。
  ・ノイズ:内蔵マイクに較べてホワイトノイズ(ヒスノイズ)がやや大、ただし気にならない程度。

  ・ホットシュー取り付け機能:私の場合、サイズが合わずヤスリで厚さと幅を削り何とか装着できるようになりました。

  ・方向特性:典型的な単一指向性。ガンマイクのような狭指向性はありません。
  ・ステレオ録音:ステレオ録音ではありますが、余りステレオ感は感じません。
  ・電源ランプ:オン時、瞬間的にランプが点灯するが常時点灯にすべき、電源を入れ忘れて後で気がつくような失敗は避けたい。

  ・デザイン:小型で素晴らしいデザインだと思った。
  ・コストパフオーマンス:最高。

② レンズ動作音の軽減テスト(動画)
  【テスト法】:
   ・内蔵マイク ➡ CM-500 マイクに切り替えてレンズの動作音ノイズを比較。

  【撮影条件】:
   ・カメラは愛機 EOS 5Dmk2
   ・手ぶれ補正ノイズが大きいと言われる望遠レンズの EF70-200mm F4L IS USM を着用。 

   ・手ブレ防止機能:常時オン
   ・三脚使用
   ・映像(あまり意味なし):テレビ(平昌オリンピックの女子カーリング)➡ 音量は最小絞り(ゼロ)

  【テストの感想】
   ・内蔵マイクでは盛大な「ジリジリ・ノイズ」が目立ちます。
   ・内蔵マイクの性能はとても良いことが分かりました。
   ・CM-500 マイクに切り替えると音質が変わりますがノイズはほとんど目立たなくなりました。
   ・一眼レフ EOS 5Dmk2 の録音機能には自動レベル調整機能がついています。無音状態が続くと自動的に感度をアップするわけです。音声が入ると通常の感度に戻ります。今回の録画ではテレビの音量を切って置いたので最高感度になっていると思われます。つまり、ジリジリ・ノイズは強調されている可能性があります。

   ・テストで気がついたのですが、カメラの手ブレ防止機能をオフにするとノイズが全く消えてしまうことに気が付きました。三脚使用の場合、手ブレは原則的にないはずだから手ブレ防止機能オフにしても全然構わないでしょう。私は望遠レンズの場合必ず三脚を用いますが、今後は、外部マイク・内蔵マイクにしろ、手ブレ防止機能は切っておきたいと思いました。

   ・CM-500 マイクは、機構上「望遠マイク」的な性能が期待でき、遠くの音を効果的に収録できると思いますので、ピアノ発表会ではこのマイクを使いたいと思います。(以上)


ノイズテストの動画 (クリックで動画)