拡大法
   動画で宇宙旅行   2015年6月20日登録

 宇宙関係のアップロードをしばらく休んでいましたが、調べてみると、宇宙に関する動画・画像が最近YouTube に続々と登場しています。
 
 宇宙観測の成果は普通はデジタル画像として得られますが、それらが日々デジタル情報としてサーバに蓄積され続けているのです。最近は急速に内容が拡充され、レベルも上がってきた感じです。とりあえず、自分自身の勉強のため「動画で宇宙旅行」というタイトルでリンク集を作ってみました。


  「宇宙デジタル図鑑10 ハッブル宇宙望遠鏡が見た宇宙」 (約44分)

 600km上空に浮かかぶハッブル望遠鏡の観測結果は「宇宙デジタル図鑑」としてコンピュータに蓄積されてきました。ハッブル望遠鏡が1999年から9年間にわたって捉えてき宇宙の映像をここにご紹介します。
  「宇宙デジタル図鑑13 世界一の望遠鏡 すばる誕生」 (約44分)

 ハワイ島のマウナ・ケア山山頂(標高4,205m)に建つ「すばる望遠鏡」の鏡は、直径が 8.3m の特殊な超低熱膨張ガラスでできています。このガラスをアルミニウムでコーティングしたすばる望遠鏡の主鏡は、一枚の鏡として世界最大級の大きさです。解像力の高さは世界的に特に高く評価されています。鏡の自重による像の歪みをリアルタイムで補正する「アクチュエーター」が組み込まれており、解像度が格段に向上する効果を生んでいます。

すばる補償光学用
レーザービーム
「宇宙デジタル図鑑14 すばるが見た大宇宙」 (約44分)

 「すばる望遠鏡」には、光電子倍増素子などを利用した「超高感度スーパーハイビジョンカメラ」が組み込まれており、通常のカメラの3,000倍の感度を誇っています。 動画の中頃(19分経過以降)には、広い宇宙を旅する光景が見られます。
 望遠鏡でいちばん重要な要素は解像度です。解像度は反射鏡の口径が大きいほど良いのです。口径2.4mのハッブル望遠鏡より、口径8.2mのスバルが圧倒的に解像度が優れているはずですが、大気の揺らぎのせいで世界最大の分解能をもつハッブルに負けていました。
 すばる望遠鏡では、「補償光学」という、大気のゆらぎを毎秒千回も測定し、リアルタイムで可変鏡という補正用の鏡をを強制的に変形させてゆらぎ補正するという最新のテクノロジーを使って解像度を改善し、今ではハッブル宇宙望遠鏡を凌ぐようになったそうです。

  宇宙の大きさを体感できる動画(Mitaka 版)  (約5分25秒)

 地球➡太陽系➡オールトの雲➡天の川銀河系➡局所銀河団➡超銀河団・超空洞(ボイド)・宇宙フィラメント構造(グレートウォール)までを旅するスケールの大きい宇宙旅行の短編。

 なお、Mitaka(ミタカ)は、日本国立天文台が開発したソフトで、太陽系・恒星・銀河データを基にした「4次元デジタル宇宙ビューワー」です。地球から宇宙の大規模構造までを自由に移動して、天文学の様々な観測データや理論的モデルを見ることができます。
  「宇宙デジタル図鑑02 星々の誕生」  (約44分)

 本編では、ハッブル望遠鏡や野辺山電波天文台などの画像を用いて、5000年前に集団で誕生したすばる星座の恒星、数十年前に誕生した極めて若いオリオン大星雲の4つの恒星(トラペジウム)などの星の誕生、馬頭星雲で生まれたばかりの星々、さらに、惑星誕生の映像を多数紹介しています。
  「宇宙デジタル図鑑17 南半球星空散歩」 (約44分)

 私はまだ見たことがありませんが、南半球で見る天の川銀河は、日本より大きくきれいに見えるようです。例えばオーストラリアでは天の川銀河は天頂部付近にあり、より全体が眺められるようです。日本では空の比較的低い位置になり、大気による減光と高い湿度のせいで暗くなっています。また、南半球から見ると「天の川銀河が円盤状であることがわかる」と言います。
  「宇宙デジタル図鑑18 超新星爆発 壮絶な星の最期(約44分)

 超新星爆発は、質量が太陽の8倍以上ある恒星において起こり、その一生を終えるときに起こす大規模な爆発現象です。太陽の25倍以上の大質量星は超新星爆発がなく、ブラックホールになるようです。爆発時の質量が一定のため、規模も明るさも一定なので、明るさを正確に測定することにより地球からの距離を求めることができます。それにしても理論的に恒星の一生を予測できるなんてすごいことだと思います。
  「宇宙デジタル図鑑20 ハワイ・マウナケアから見た宇宙」 (約44分)

 ハワイ島のマウナ・ケア山は「地球上で最も宇宙に近い場所」と言われ、天体観測に適した条件が揃っています。晴れの日が年間300日以上あるそうです。ここには、米・英・日など世界11カ国の光学・電波・赤外などの各種の大型天文台が集中しています。本編では代表的な天文台の特徴や観測結果を紹介しています。

  「宇宙デジタル図鑑23 最新報告 ハッブル宇宙望遠鏡」 (約44分)

 偉大なハッブル宇宙望遠鏡の観測の成果を紹介しています。「バーチャル宇宙旅行」で惑星・銀河などの素晴らしい映像によるツアーを楽しむことができます。
  「スライドショー ハップル宇宙望遠鏡」 (約4分25秒)

 ハッブル宇宙望遠鏡が捉えたさまざまな宇宙の映像をスライドショーにした作品です。左の映像はスライドショーの一部を切り取ったものですが、ハッブルの映像の中ではあまりにも有名な馬頭星雲です。生まれたばかりの恒星に宇宙のチリが背後から照らされて浮かび上がっている様子が見えています。
  「天体写真集 銀河と星雲」 (約7分30秒)

 銀河には様々な分類法がありますが、エドウィン・ハッブルが1926年に提唱した以下のものが最も知られています。
「楕円銀河 渦巻銀河 棒渦巻銀河 レンズ状銀河 不規則銀河 特異銀河」
 左の映像は天の川銀河から約230万光年の距離で隣接する渦巻き型のアンドロメダ大銀河です。

  「驚異の宇宙 Part1 The Wonder of Space (惑星など)」 (約5分30秒)

 月から見た「地球の出」、太陽、木星、土星など、高精細の惑星の映像がふんだんに鑑賞できます。
  「驚異の宇宙 Part2 The Wonder of Space」  (約6分18秒)

 色彩豊かな星雲・銀河などの映像がふんだんに用意されています。左の写真は「かに星雲」。
  「驚異の宇宙 Part3 The Wonder of Space」  (約6分30秒)

 星雲・銀河などの画像を楽しめます。左の写真は衝突する銀河(IC2163 と NGC2207)
  「宇宙の大規模構造」シュミレーション (約2分48秒)

 三鷹国立天文台が「宇宙の大規模構造」をシュミレーション した力作。
 宇宙の大きさが現在の約1/40であった約130億年前から現在までに、宇宙の大 部分の質量を担うダークマターの分布や運動がどのように進化してきたのかを、 大規模多体シミュレーションで調べた結果を映像化したものです。

 
(以上)