拡大法 イッピン ハクバ 軽量額縁 ZEROフレーム
2019年5月 制作
 はじめに

 趣味の写真歴50年以上の私としては「額」について大きな関心を持っていました。額装しない写真を壁に貼っただけでは見栄えが悪く、誰も見てくれないでしょう。写真は額に入れてみて初めて人に見せられるような作品に変わります。額の種類・デザイン・枠の色・マット紙等を変えるだけで作品の与える印象が大きく違ってきます。このような額の重要性を知ってはいたのですが、これまで深い検討もしないで普通の額縁に収めた自作の風景写真などを自宅の室内に飾ってきました。

 最近、ふとこのことを思いついて額を見直すことにしました。各社の商品を徹底的にネットで調べてみた結果ハクバ 軽量額縁 ZEROフレーム (以下、ZEROフレーム)というコスパの良い素晴らしい「額」を探し当てることができました。手にしてみると実によくできた製品で、美術館に展示された他人の作品かと思うほど自分の写真がグレードアップ
しました(下の写真)。額は美術館の壁面に固定されたように密着しています。これからはこの商品をずっと使い続けようと思っています。そこで、当サイトの「イッピン」としてご紹介することに致します。ただ、好みや価値観は人さまざまですから、本稿はあくまで私の趣味ということでご了解いただきたいと存じます。


自作品をイッピンのフレームに額装し自宅のリビングに飾りました (スポット照明を当てています)
(写真はすべてクリックで拡大します)
 これまでの購入品 問題点
 これまで漠然として購入していた額縁ですが、それなりに次のような不満や要望がありました。以下はすべて自宅に飾ったものを撮影したものです。

 
細いシャープな縁が好み
(写真①)。従来のものは額の縁が広過ぎ。
   (ポスター用のアルミの額縁はこれに近いが、一般に、A3サイズのマットは特注で高価(写真①)
  マットの色が真っ黒なのは良くない。写真が弱くなる(写真②)
  額が薄すぎ。美術館のような数cm以上の厚さの額があると良い
(写真②)
  壁面にピッタリ取り付けられる額が欲しい(写真③) 壁面に傾斜して吊る方式は好まない(写真②)
  作品に比べて額が小さい。もっと余裕が欲しい(写真② vs 写真 ③ 
  プラスチックの透明板は軽くて良いが、ガラスに比べて波打つ

 
写真① ポスター用アルミ額縁

 
写真② 普通の額縁

 
写真③ 壁面直付け額縁
(今回購入品
 ZEROフレーム の良いところ
 
 今回購入したZEROフレーム は上記の問題点をほぼ解消したイッピンです。
 以下はそのイッピンの選定理由です。今回は、上の写真②のような壁面に斜めに傾けて吊り下げる方式を採らず、壁面に密着した施工法(写真③)を工夫しました。

 
プラスチックのフレームとポリスチレンの透明シートにより軽量。(実測:約 1.2 kg)
  ガラスを用いないので安全性が高い。
  フレームが厚く吊り下げ用フックピンが隠れ額縁が壁面に密着。
   (額縁を壁面に固定したような施工ができました)
  マットと額縁の間のスペースが他製品より広く余裕があり絶妙なバランス。
  フレームの幅が細く額縁が自己主張しません。
  フレームの幅が細いので濃色の場合作品が締まって見えます。。
  14個の押さえピンと4個の隅ピンを用いて作品の平面性・額縁の強度を確保。
  透明シートと写真が密着しないので貼り付く心配なし。
  額縁に高級感あり。
  フレームが厚いので額縁に重厚感あり。
  写真の見栄えが格段にアップし、まるで美術館に展示しているような雰囲気あり。


 ZEROフレーム額縁の実装
 
以下にZEROフレームを用いた今回の額装について説明します。ハクバ提供による 施工手順などを説明した珍しい 額縁に写真を入れる方法(動画) があるので、これを参考にしました。


写真④ ZEROフレームの裏面

写真⑤ コーナー押さえ補助金具
装着状態

写真⑥ コーナー押さえ補助金具
 上の写真3枚はゼロフレームの裏構造を示しています。
 写真④ 茶色のボードを14本の押さえピンでしっかりとフレームに密着させます。
 写真⑤ 4隅を写真⑥のコーナー押さえ補助金具で補強します。


写真⑦ 額縁の構造
マルニ額縁画材店より借用
額縁に写真を入れる方法(動画)


写真⑧ ピンフックの施工
出っ張り高さ 約10mm)
 
写真⑨ 3本ピンフック
(ダイソー)
  写真⑦ 額縁の基本構造。表より アクリル/ガラス➡マット➡写真(作品)➡厚さ調整材➡ 裏板(茶色のボード) の順にフレームに重ね置きします。手順については動画も一緒に参考にして下さい。

 写真⑧ 3本
ピンフック(ダイソーより購入した写真⑨の3本ピンフック)を壁に取り付けます。出っ張りが約10mm あり、額縁が作る壁面との空間(高さ約14mm)にうまく収まり、紐で吊り下げると額縁は壁面に密着します(写真③)。

 (注意)

 
2枚以上の額縁を壁に取り付ける際、両者の水平・垂直調整が結構面倒です。狂うと見栄えが極端に悪くなります。事前の準備や道具を利用するべきかと思います。現在、そのための治具を鋭意検討しています。成果が出ましたら報告する予定です。

ハクバ 軽量額縁 ZEROフレームの仕様など (カタログより)
  特徴
 絵画用の額縁は大きくて重たいものが多く、以前は写真もそのような重たい額縁に入れていたため、「地震などで額縁が落下し、ガラスが割れたら危険」というイメージを持ってしまうのだろう。

  ハクバの軽量額縁「ZEROフレーム G-01」は、軽くて割れないフレームとPS(樹脂)製の前面板を採用することで、従来の額縁より軽く、落としても割れる心配がないのが特長。細身で軽量プラスチックのフレームとVカット(※)のワイドマットが、写真の印象をスタイリッシュに見せてくれる。

  (※)Vカット:マットの窓の断面を斜めにカットすることで、写真までの奥行きを引き立てる加工方法

  額縁外寸法:W427×H549×23mm
  マット外寸法:W415×H538×2mm
  マット中抜き寸法:W276×H398mm
  フレーム材質:プラスチック
  前面板:PS板
  吊りヒモ:あり
  スタンド:なし
  付属:コーナーおさえ補助金具    (以上)

 アマゾンのカスタマー・レビュー

 久し振りに満足できる商品に出会ったので、購入先のアマゾンのカスタマー・レビューに投稿しました。アマゾンから多くの商品を購入していますがレビューを投稿することは稀です。投稿内容は事前審査が行われ、数日後に「採用された」というメールが入りました。そのレビューの内容をご紹介します。左のリンクから直接参照できますが、下の写真はその画面をコピーしたものです。